全日本剣道演武大会(京都大会)
 
  毎年5月2~5日に武徳殿(京都府京都市)で開催される(財)全日本剣道連盟主催の一大イベントで,100年以上続いている由緒ある大会。通称「京都大会」。
 5月2日は各種形,薙刀,杖道および居合の演武が実施され,3~5日は剣道の試合が実施される。全日本剣道連盟の「錬士六段」以上を取得していないと参加できないため,演武大会としては日本最高峰といえる。
 なお,各種形には段位が設定されていないため,薙刀・杖道・居合のいずれかの段位を取得している人が演武することとなる。各種形では,神道夢想流杖道の付随武術のみならず,宮本武蔵創始の二天一流剣術や,宝蔵院流槍術,小野派一刀流等,日本全国の様々な武術を見ることができる。
 
 <各種形の主な参加流派>
宝蔵院流槍術,尾張貫流槍術,天真正伝香取神道流組太刀,一刀流中西派組太刀,関口流抜刀術,英信流組太刀,兵法二天一流剣術,小野派一刀流,一角流十手術,一心流鎖鎌術,内田流短杖術,神道霞流剣術,水鷗流併伝正木流鎖鎌術,無雙直伝英信流,等々。

<薙刀の部>
全日本なぎなたの形,直心影流薙刀術,天道流薙刀術。

<杖道の部>
全日本剣道連盟杖道,神道夢想流杖道,水鷗流杖術。

<居合の部>
全日本剣道連盟居合,夢想神傳流居合,無雙直伝英信流居合,田宮流居合,水鷗流居合,新陰流居合,伯耆流居合,天真正伝香取神道流居合,双水執流居合,無外流居合,関口流居合,警視流居合,等々。


京都大会 開会式